淋菌性子宮頸管炎(りんきんせい・しきゅうけいかんえん)~女性用
淋菌性子宮頸管炎の症状
女性の子宮頸管は、色々な細菌が原因で、炎症を起こします。
淋菌によって炎症が起きれば、淋菌性子宮頸管炎と呼ばれます。
淋菌が子宮頸管に感染した場合、多くの女性には、症状が出ません。
自覚症状が無いので、いつものようにエッチをして、セックス相手の男性に淋菌が感染していきます。
もしも、症状が出るとすると、一番良くあるのは、【帯下=たいげ】の異常です。
つまり、変な【おりもの】出てきます。
こんな感じです。
子宮頸管炎の帯下の画像写真
ただし、淋菌がバルトリン腺や直腸まで感染すると、バルトリン腺は炎症を起こし、腫れや痛みが出ます。
通常、直腸には症状が出ません。
また、淋菌が子宮頸管から、管の中を奥へと侵攻していくと、骨盤内炎症性疾患を起こし、半数程度に発熱、腹部仙痛による急性腹症を生じます。
淋菌性子宮頸管炎の治療方法と治療薬
淋菌性子宮頸管炎の治療は、男性の淋菌性尿道炎と同じです。
日本性感染症学会が推奨している治療薬は、3種類の抗生物質です。
それぞれ、注射によって、投薬します。
淋病(淋菌感染症)のおすすめ治療薬~最適な効果の抗生物質は?